ココがイイトコ!出張すし職人!vol.2
愛知県名古屋市を中心に出張すしをやっている出張料理人のガンジーです。
出張すしを一人で全てやっていると、いろんなことがあります。大変なこと、悔しいこと、つらいこと.. でも楽しいことや嬉しいこともあります。
出張すしのイイところを今回はお話いたします。
前回のココがイイトコ!出張すし職人!では簡単にいうと、
・少資金で始められる
・原価管理しやすい
・料金やサービス内容が変えられる
といった、主にコスト面や価格面といった数値化しやすい部分についてフォーカスいたしました。
それでは、私自身が出張料理人として感じた内面部分についてはどうなのでしょうか。
今回はそんな出張料理人のソフトの部分についてフォーカスしていきたいと思います。
色々な場所に行ける!
当たり前といえばそれまでなんですが、「出張」というからには、自らお客様の場所まで行って料理を提供します。
多分、後々説明することになりますが毎回機材を運んだり、どんな設備があるかわからない場所に行くのは結構大変です。
しかし毎回色々な場所に行けるということはワクワクしますし、ドキドキします。会社員だった時は毎日同じ電車に乗り、毎日同じ会社に行くことが当たり前でしたが、毎日出社する会社が違うようなもので、緊張感とともに楽しみがありますね。
元々、海外で生活していたというのもあって、時間場所問わず色々な場所で働きたい、という想いがありました。
あと良くいえば新しい事や変化が好き、悪くいえば飽きっぽく続かないため、色々な場所で働けることは自分に合っていると言えるかもしれません。
そういう意味では出張すし職人はノマド的に働くことも(法律面などハードルは高いと思いますが)できる可能性があると感じました。
色々な人との繋がりができる!
出張料理、とりわけお鮨に特化した出張料理人は珍しいらしく、(少なくとも私がいる東海エリアでは他に聞いたことありません。)嬉しいことに色々な方に興味を持っていただけます。「面白そう」という理由だけで出店できそうな店を紹介してくれたり、「美味しかった」という理由で友達を連れて他のイベントに食べに来てくれたり。後述しますが、イベントのオーガナイザーと繋がれて出店が決まったりします。
僕は元々会社員時代からもずっと営業が苦手でした。フリーランスでやり始めるようになって当然営業や集客が必要なのですが、この一年びっくりするくらい色々な人の縁がつながって、とぎれずここまで来たという感じです。
愛知に来て嫁以外誰も知り合いいなかった自分ですが、鮨がなければたくさんの人に巡り会えなかったと思っていまして、その意味では鮨にもう感謝しかありません。
もちろん、この地域の人たちがイイ人が多くてたまたまそうなっただけかもしれませんが、人との出会いは、出張料理をやってよかったと思った点ですね。
色々なイベントに参加できる!
今まで僕が出店した場所の一部をご紹介いたします。
「バー」
「カフェ」
「クラブ」
「ライブハウス」
「音楽フェス」
「ゲストハウス」
「古民家」
「お寺」
「福祉施設」
「企業会議室」
「テレビ塔」
・・・などなど。
色々な人との繋がりによって、色々なイベントに招待してくれてイベントと鮨をコラボすることができました。
「ライブと鮨」「英語と鮨」「写真展と鮨」のように全然違う業態と一緒にイベントをすることで、日本人なら100%知っている「おすし」が、いつもと違う見え方となり、新しい形や価値を産むことがありました。
様々なジャンルのプロの方や、異なる価値観を持った人たちが集まることで生まれるエネルギーや相乗効果は本当に面白いし、非常にやりがいがある仕事です。
店舗を持っていると、なかなかこのようなイベントに出る機会が少ないと思われるため、出張料理人のメリットと言えそうです。
その他
他にも、「火を使わないため、キッチンを汚さない」とか、「狭い場所でも出店できる」とか、いいところは色々あるのですが、今回はここまでとします。
さて、イイところだけで仕事ができればいいのですが、当然出張すし職人にも困っている点や大変な点があります。
次回はどんなところが大変なのか?についてお話していきたいと思います。
出張江戸前鮨を呼んでみませんか!?
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