出張江戸前鮨職人ガンジーのブログ

実店舗を持たずに時間場所問わずすしを握る、おすしのフリーランスです。ご自宅への出張江戸前鮨や、ケータリング、様々な業態とコラボしたイベント出店をしています。 本格的な江戸前鮨にこだわった愛知県初の出張専門のすし屋です。

【すし雑学 vol.1】「おあいそお願いします」は正しい!?

愛知県名古屋・東海を中心に出張すし職人をしているガンジーです。

すし雑学では、すしにまつわる小話や知っているようで知らないことを中心にお話いたします。

第1回目はお会計の時によく耳にする「大将、おあいそお願いします!」について。要はお会計をお願いしますという意味なのですが。


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おあいそって何?正しい言い方なの?なんとなくで使ったりするけど、考えてみるとよくわからなかったりする。





結論から言うと「おあいそお願いします」は間違いです。

何故か?

おあいそは「お愛想尽かし」の略で歌舞伎などで使われていた言葉です。
当時江戸の飲食店ではお会計を払わず「ツケ」にすることは「また店に来るよ」という意味で粋なことでした。
現代においてはツケをし続けることは難しいので都度お会計をもらいますよね。
都度お会計をもらうことは「ツケにできず、そんな愛想がないことを言ってすみません」という意味でお店側が使う言葉だったわけです。
それが転じてお客側も使うようになったわけですが・・・

ですから、お客側が使うともうお店には来ないという決別宣言になってしまうわけです。
まあ、本当に二度と来ないならわかりますが(笑)
(だからといってツケにできるわけではないので悪しからず。)

普通に「お会計お願いします」のほうがいいんじゃないでしょうか。



余談ですが、居酒屋などでお会計お願いを声に出さず指のサインで伝える時、人差し指を重ねてバッテンにする人(たまに)いますよね。「〆て」という意味なのはわかります。
しかしながら海外では当然通じませんので。。



出張すし職人ガンジーは愛知県名古屋市春日井市を中心に活動している出張料理人です。

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