お店も移動する時代が来る!
ITの力や、規制緩和により、会社に属さずとも個人で自由な働き方をする人が増えてきていると思います。以前のような終身雇用がなくなった今、技術や経験、ネットワークなどがあれば個人でも生計を立てられるようになってきていると思います。
飲食においても、そのような流れが来るのではないのでしょうか。今まではお店の従業員として何年何十年と修行を重ね、ゆくゆくは自分のお店を持つということが一つの成功であるようなイメージがあったような気がします。
今は、逆に自分のお店を持つのではなく、個人の家に伺う出張料理人だったり、イベントのみに出店したり、SNSに料理の写真をアップして集客したり、ユーチューバーだったりと、料理というジャンルではあるものの、決してお店を構えて営業するというスタイルだけに留まらないし、もっとこの流れが加速していくような気がします。
料理人であっても、料理を副業または兼業と捉え、活動している人もいると思います。
お店を持つことを批判するつもりは一切ございませんが、お店を持つことでお客様がいなくても店にいないといけない、スタッフを待機させる人件費、光熱費がかかる、在庫管理など、営業する上でリスクもあると思います。
また、お店を持ちたくても、物件の初期費用、機材、内装など初期投資が必要なのは否めないと思います。
そういった資金がない・経験が少ない・リスクを抑えたいために、前述の出張料理やイベント出店などスモールビジネスとして始める人が少しずつ増えてきています。
もちろん、不安定さはあるのかもしれませんが、受注がある分だけ仕入れて調理すればいいし、人数と予算も決まるので原価管理がしやすいです。常に人を雇う必要がないので、人件費も抑えられると思います。
飲食の仕事がないときは、他の仕事をしている方もたくさんいらっしゃいます。
そんな出張料理人でも必要なことがあります。それは、調理施設と営業許可。
不特定多数のお客様に食事を提供して金銭をもらうには営業許可が必要です。
そして営業許可は自宅では降りないから、調理施設が必要となります。
これが始めるための一つの壁になるのですが、最近レンタルキッチンやシェアキッチンというサービスが少しずつ増えてきています。
営業許可を取得してあるキッチンを複数の料理人でシェアできる、または、日替わりに出張料理人が料理を提供できるレストランといったサービスもあります。
こういったサービスがもっと増えていき、まさにコワーキングオフィスのように、どこにいっても仕事(=料理)ができるという状態になれば、お店を持たずに自由に料理が提供できるようになるのではないでしょうか?
今まではお店という場所に対して料理人が所属して、お店に人が集まっていました。
これからは、お店も動き、料理人自体に人が集まるような時代になっていくのではないでしょうか。
飲食店は数えきれないほどたくさんありますが、独立した出張料理人はその中の何百何千分の1でしょう。
これからの時代の料理人像がどうなっていくか、ワクワクしています。
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実店舗を持たずに時間場所問わずすしを握る、おすし🍣のフリーランスです。ご自宅への出張江戸前鮨🐟や、ケータリング🍱、様々な業態とコラボしたイベント出店をしています。
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