出張江戸前鮨職人ガンジーのブログ

実店舗を持たずに時間場所問わずすしを握る、おすしのフリーランスです。ご自宅への出張江戸前鮨や、ケータリング、様々な業態とコラボしたイベント出店をしています。 本格的な江戸前鮨にこだわった愛知県初の出張専門のすし屋です。

おすしの可能性 コラボ寿司 すし x ◯◯について考えてみる 後編

愛知県名古屋・東海を中心に出張すし職人をしているガンジーです。

私はお店を持たず、ご自宅・飲食店・企業などにお伺いしておすしを握っておりますが、もう一つやってみたい企画があります。

 

その名も「コラボ寿司」。すしと全く関係のない生業を持つ人たちと共に、おすしをツールとして寿司 x ○○ の全く新しくて面白い空間作りを企画する試みです。

 

すでにいくつかのプロジェクトは実行されておりますが、ここでは色々なコラボ寿司について考えてみます。

今回は企画を考える前に、おすしの可能性について自分なりに思ったことがありますので、それをまずお話させていただきたいと思います。

本日は後編、日本の文化的側面から見ていきます。

 

【おすし=日本文化】

前回、おすしは日本人の殆どが食べたことがあり、嫌いな人がほとんどいないということと、お祝い事で食されるため、イベント向きであると言いました。

 

 

sushitomokai.hatenablog.com

 

もう一つ大事なことはおすしが日本文化に密接に結びついていることです。

 

元々おすしは、稲作の伝来とともに発酵技術が伝わったことで塩漬けした魚を米で長期間発酵させる「なれずし」が最初と言われています。

時代とともにすしは形を変えていきますが、地方独自の郷土料理として各地で発展していきます。

日本は長らく宗教上や政治上の理由から肉食を禁止した時代が続いていました。その代わりのタンパク源としての魚肉と食材の保存を高める発酵技術が発展しました。その中でお米と魚は日本人にとって無くてはならない食材でした。

魚食と発酵技術があったからこそ、いまのおすしが出来ました。

今では日本の和食はユネスコ無形文化遺産に登録され、世界にも日本の文化が注目されています。

 

「日本文化とは何か?」

 

日本人にとっては当たり前のことすぎて、言葉ではうまく説明できないけれど、おすしはそれを伝えていけるだけの可能性があると思っています。

日本人であっても、知らないことも多いですが、少しでも知っていることが増えると、もっと楽しめたり興味が湧いたりします。

 

すしを単なる食事としてだけでなく、文化として捉えることで、色んな場面でイベントが出来るのではないかと思っています。

 

 

出張すし職人ガンジーは愛知県名古屋市春日井市を中心に活動している出張料理人です。

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