出張江戸前鮨職人ガンジーのブログ

実店舗を持たずに時間場所問わずすしを握る、おすしのフリーランスです。ご自宅への出張江戸前鮨や、ケータリング、様々な業態とコラボしたイベント出店をしています。 本格的な江戸前鮨にこだわった愛知県初の出張専門のすし屋です。

【出店報告】寿司x英語 ~おすしを握って国際交流~ Vol.2

出張江戸前鮨職人のガンジーです。

コラボ寿司「寿司x英語」のワークショップ第二回目が開催されました。

出店報告です。

 

 「寿司x英語」とは?

出張江戸前鮨職人であるガンジーと、元東大の英語教師を務め、現在はフリーランスで英語を教えるYushi Yamazaki氏と一緒におすしの握り体験というアクティビティと英会話を組み合わせたら面白いのではないか?というのがきっかけです。

 

日本の代表的な食文化であるおすしを握ってみたい外国人や、外国人と交流したい、英語を楽しく学びたい、海外旅行で外国人とホームパーティする時におすしを振舞ってみたいなど目的意識が様々な人たちを交流させたら面白い空間ができると思っています。

 

寿司英語の課題

前回は15名くらいの参加者がおり、交流ができて、ワイワイとおすしも握れて楽しかったのですが、あまりコントロールできず、英語を話せる人は英語で、日本語しか話せない人は日本語でそれぞれが会話してしまい、英会話の要素が足りてなかったことが問題点でした。

また、江戸前鮨の技法紹介や、すしの歴史などのコンテンツを充実させた反面、講師が喋り、参加者が聞く。という構図になってしまい、会話の時間が少なかったことも挙げられます。

 

そこで、今回は以下の点について修正し臨みました。

・自己紹介の時間短縮

・寿司の歴史のスライドの廃止または1ページにまとまる量にする

江戸前鮨の技法デモンストレーション廃止

・会話の時間を充実させ、話す量が参加者>講師にする。

・巻きずしなどは廃止し、握りずしだけに特化する。

 

改善した結果

まず、人数のバランスがよかったです。10人程度ということで個別に教えやすく、ペアワークでも把握しやすい。

そして、全体的におすしの比重を軽くして英語の会話に時間を割いた結果、参加者一人一人がゆっくりでも英語を話す機会が増えた点がよかったです。

その結果、個別にバラバラに会話するんではなく、全体としてまとまりがあったのではないかと思います。

 

先生が握り方の手順を説明している様子。ガンジーも英語と日本語で。細かいニュアンスを伝えようとしています。

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本日のネタ。

ミナミマグロの漬け。サーモン、玉子焼き、イサキ昆布締め、スルメイカ、鯵、茹で海老、ネギトロ軍艦。

 

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手酢をつけながらシャリを取らないと手にひっつくよーと言っています。

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ホワイトボードの手順を見ながら、英語で説明してみます。みんなかなり真剣に聞いてくれています。

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指やネタの英単語も用意して詰まりながらでもなんとか英語で言えるように挑戦します!

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交流しながらワイワイ楽しくの要素を残しながら、しっかり英語で話すという目的を達成できたと思います。

 

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皆さんが真剣におすしを練習してくれて、嬉しかったです。

 

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次回の寿司英語に参加したい!という方はお問い合わせください!

 

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【出店報告】大善院かんのんいち~マサ・ハナ結婚5周年祭~

愛知県名古屋・東海を中心に出張すし職人をしているガンジーです。

 

ちょっと面白いイベントに出店して来ましたのでご紹介したいと思います。

 

現在、身の回りの方々のご縁のみで出店させていただいているガンジー江戸前鮨ですが、先日常滑で英会話xすし握り体験にて、華ちゃんに出会いました。

華ちゃんのご実家はお寺さんということを知り、華ちゃん・まっちゃんの結婚5周年感謝祭をそのお寺でやるので出展者を募集中とのこと・・・!

ではでは、ガンジー鮨もぜひ・・・ということで。

 

常滑にあるお寺・大善院の本堂の中で出店させていただきました。

 

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これぞ出張すしの機能美!笑 机一個がお店になります。お寺に初進出です。

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すしは火を使わない分、調理器具が少なくてすみます。よって、出店の場所もたくさん必要としない。幅1メートルくらいあればできる。

 

演者たちも素晴らしかった。トップのパジャマズ。二人のボーカルが素晴らしい。

とても心地よく、綺麗な歌声。ずっと聞いていられる感じです。

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ていうか、ずっと聞いてました。

 

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老若男女とはこのことで、全世代いるんじゃないかってくらい、幅広い年齢層が楽しく心地よく居られるような場所でした。

こんな場所を作れるまっちゃん・はなちゃん をはじめとした企画運営チームはすごい。

そして、出店者として関われたことを誇りに思います。

個性的な出店者、演者、絵描きさん、いろんな知恵や技術を持った人たちが集まってきている。

 

 

さて、今回出店では二部性にて出店しました。

午前11:00〜14:00、午後17:00〜20:00です。

いくつか理由がありますが、休みながらやって色々な出店者にも挨拶したいこと。

生ものなので、保冷する必要があること。

単純に飲みたいから。

 

とか、いくつか理由がありますが、結果的によかったです。

まず事前準備に時間を費やすことができるため、営業開始がスムーズでした。

お客さんもわかりやすかったみたいです。

 

幸運なことに、仕入れた魚は全て売りつくすことができました。

ガンジー鮨は、単価が安いと言われますが、人が集まってくれれば、安くてもクオリティを下げずに提供することが可能です。

今回はこういうメニューで行いました。

 

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お客さんとおすしについてお話したりするのも楽しかった。

今度出張呼んでくれるといってくれる人もいた。

おすしが美味しいから旦那さんを連れて来てくれたり、普段外出しないおばあちゃんを呼んでくれた人。握ってる姿をじっと見続けてくれる小学生。

コシヒカリが食べられないお子さん。

並んでまで買ってくれた人も、予約してくれた人、江戸前鮨について聞いてくれた人、お米についてお話ししたひと。

 

色々な出会いがあったイベントでした。

 

イベントにおすしを呼ぶとおもしろいですよ!ぜひお呼びください!

 

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【すしの歴史】2. すしが日本に定着したのはいつ?

出張江戸前鮨職人のガンジーです。

日本人なら誰でも知っている「おすし」。多様な形で世界に広がる「SUSHI」。

そんなおすしのことをどれくらい知っていますか?

日本の文化と密接に結びついているおすしの歴史について触れることで、さらにおすしに対する興味が芽生える。おすしが美味しくなる。そしてちょっとした知識を世界に広めて、日本の伝統のおすしについてもっと知ってもらえたらいいと思いませんか?

 

ここではおすしの歴史について少しずつお話したいと思います。僕も勉強しながらやっていきます。一緒に少しずつ楽しく学んでいきたいです。

 前回はすしの始まりについてでした。

 

sushitomokai.hatenablog.com

 

今回はすしが定着したのはいつか?についてお話いたします。

 

 

すしを示す文献は?

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前回、お米の伝来とともにすし(なれずし)が伝わったのではないか、という説についてお話しましたが、その時代のおすしを示す物的証拠はありませんでした。

初めて日本で「すし」を認識できる文献は奈良時代に登場いたします。718年に成立した「養老令」に初めて「鮓」という文字が登場したようです。

他の資料によると、「鯖」「烏賊」「鮒」といった今でも使われる漢字が登場したようです。

 

「鮓」と「鮨」について

ところで、「鮓」と「鮨」の漢字はどう違うのでしょうか?

どちらの漢字も中国から伝わった漢字ですが、それぞれ違う食べ物を示しています。

 

鮓・・・魚を塩と水で醸したもの(すし)

鮨・・・魚の塩辛

 

もともと「鮓」がすしだったわけですが、中国人にも違いがわかりづらかったようで、混同したまま漢字が輸入されてしまった。

結果日本においても現代まで混同されたままになっているようです。

ちなみに「寿司」は江戸時代になってから。寿と縁起がいいので、当て字にしたとのこと。

 

日本でもっとも古いすしとは

近江鮒ずしの製法は魚、飯、塩だけで作るため、平安時代の馴れずしと製法が同じと言われています。

当時はおすしは貴族への献上品であったことから、美味しく貴重な食べ物だったのだろうな、と推察されます。

 

次回は、おすしの進化。なれずしがどのように変わっていくのか。

 

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すしx英語 〜おすしを握って多言語交流〜 SUSHI x English socializing workshop!

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英語x寿司。お寿司の握り方を英語で学ぶワークショップです。

自分で作ったお寿司を食べながら、料理という生活に密着したシチュエーションで英会話してみませんか?

まずは前回の動画をご覧ください。
 
ガンジーの江戸前鮨×山崎雄史の英会話教室@ぷらっとほーむ


寿司職人が誰でも簡単にできるお寿司の握り方を教えます。同時に英語の先生によるお寿司の握り方や料理で用いる英語を使った英会話を習うことができます。

海外に行くと、お寿司作ってみてと聞かれることが多いのですが、実際に握り寿司をできる人はそこまで多くないと思います。
実際に自分で握り方を覚えて、英語で外国人に説明できるようになれば、海外に行った時や外国人の友達ともっと楽しく交流できると思いませんか?

お寿司を握りたい人も、英語で交流したい人、料理の英語を覚えたい人など大歓迎です。途中参加も可能です。

場所:大曽根ゲストハウス ぷらっとほーむ
461-0040 名古屋市矢田1丁目3-25

参加費:大人5,000円 子供2,500円(英語レッスン代含む)
(英語ネイティブスピーカーは2,500円)

We are holding a SUSHI×ENGLISH combination event!!!

Please check below previous workshop movie!
https://www.youtube.com/watch?v=ZTz9AnImK2A

This is DIY sushi workshop for those who want to learn how to make sushi and how to communicate in English especially in a cooking and social situations. Also, those English speakers who would like to socialize with local Japanese are welcome. Sushi chef, Mr. “Gandhi” Otani, will teach you how to make sushi in the traditional Japanese style while English teacher, Dr. Yushi Yamazaki, will teach you the history and process of sushi making in English. 

Sushi is very popular, but people who know how to make sushi are few. 
Wouldn’t you love to be able to impress your friends and family with your newfound knowledge and skills in sushi? Come join us for a rare opportunity to learn, socialize, prepare and eat sushi in a relaxed and fun setting. 

Workshop cost is ¥2500 per person for non-native English speakers and half price for native English speakers.

Late arrival, OK!!!

Place: 1-3-25 Yada, Higashi-ku, Nagoya, Second Floor

Door: Adult 5000 yen Child 2500 yen (2500 yen for native English speakers)

 

 

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【すしの歴史】1. すしの始まりは日本じゃなかった!?

出張江戸前鮨職人のガンジーです。

日本人なら誰でも知っている「おすし」。多様な形で世界に広がる「SUSHI」。

そんなおすしのことをどれくらい知っていますか?

日本の文化と密接に結びついているおすしの歴史について触れることで、さらにおすしに対する興味が芽生える。おすしが美味しくなる。そしてちょっとした知識を世界に広めて、日本の伝統のおすしについてもっと知ってもらえたらいいと思いませんか?

 

ここではおすしの歴史について少しずつお話したいと思います。僕も勉強しながらやっていきます。一緒に少しずつ楽しく学んでいきたいです。

 

すしの歴史。第一弾はすしの始まりについて。

 

 

すしの始まりは日本じゃなかった!?

いきなりですが、問題です。

おすしの始まりはどこでしょう?

 

① インド

② 東南アジア

③ ヨーロッパ

④ アフリカ

⑤ 愛知県

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

正解は・・・

 

②東南アジアです! 

 

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おすしの始まりは、タイやラオス辺りと言われています。

東南アジアでは古来より、水田稲作文化があり、米と魚介類を組み合わせた食品が多いです。また、世界的にみても発酵食品がとても多い地域となります。

「馴れずし」と言われる、塩漬けした魚を米と一緒に発酵させて長期保存する方法が考え出されたようです。

どういう地域で生まれたのかについては諸説ありますが、代表的な説はこのようなものです。

 

東南アジアの山岳民族説

なれずしの起源について、東南アジアの山岳民族が川魚を長期保存する方法として考え出したと言われています。海から離れた山岳地帯では、雨が多いため乾燥が難しく、塩漬けした魚を米で発酵させるという保存を編み出したと考える説があるようです。

篠田統「すしの本」柴田書店・1970)

 

東南アジアの水田地帯説

上記に対して、東南アジア(タイ・ラオス)の平地での水田地帯で発達した説。水田地帯で稲作と漁獲が行われたため、必然的に塩・魚・米があったため。

(石毛直道、ケネス・ラドル「魚醤とナレズシの研究ーモンスーン・アジアの食事文化」岩波書店・1990)

 

個人的には水田地帯説のほうが無理がないような気がします。どちらにせよ、タイやラオスの稲作文化と発酵文化が結びついたようです。

 

日本への伝来

中国から稲作文化が伝来するタイミングで、なれずしも伝来したと言われています。ちなみに米の伝来は紀元前4〜前3世紀ごろ。

随分昔からおすしはあるんですね。しかし、この頃は文字にした文献はなく、それ以前からあるとすれば、米の伝来とともに伝わっただろうという推定であるみたいです。

考古学的資料にすしが登場するのはもう少し後のようです。

 

次回はおすしが初めて日本の文献に登場したのはいつか?についてお話いたします。

 

 

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【江戸前鮨とは?】江戸時代より続く伝統の五大技法 〜煮る〜

愛知県名古屋・東海を中心に出張すし職人をしているガンジーです。

私はすしの中でも「江戸前鮨」というジャンルを主に扱っています。

江戸前鮨とは?については過去の投稿がございます。

 

sushitomokai.hatenablog.com

 

江戸前鮨とは、完全な生の魚を扱うのではなく、醤油で漬けたり、昆布で締めたりと職人が一手間加えたおすしで、保存性も高め、魚本来の旨味を引き出す、「魚を旨くする」おすしです。

 

今回は江戸時代より続く伝統の五大技法の一つである【煮る】についてお話させていただきます。

 

 

江戸前五大技法【煮る】とは?

 

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穴子。砂糖と酒でしっかりと臭みを抜いてふっくらさせます。そこに醤油を足すことで香り豊かで美味しくなります。写真はさらに炙っています。

 

説明するまでもなく、煮るという調理法は、江戸前鮨に限らずどんな料理にも利用されています。英語でいうとsimmerです。

おすしのネタの中には、生では食べられない魚介類というものもあります。臭かったり小骨がたくさんあったりなど。

臭みを取り除く、柔らかくする、ふっくらさせる。というのが煮るという技法の特徴です。

穴子は北海道以南の日本各地、朝鮮半島東シナ海に分布していますが、今も昔も東京湾で獲れた穴子が良質です。

江戸前で獲れる魚の代表とも言える穴子は煮て提供されます。

 

「煮る」ネタ

江戸前ではどんな魚介を煮るのでしょうか?一言で「煮る」といっても、煮方はそれぞれで、ほとんど煮ないものもあります。

よくやるのが、「煮ほたて」「煮いか」「いなり」「煮はまぐり」「あさりのしぐれ煮」「かんぴょう」「煮穴子」「煮たこ」「あわび」「昆布」

 

煮る方法も関東風と関西風があります。

関東風は早炊きといって、強火で砂糖と醤油で一気に煮詰めるのが特徴です。そのため、醤油の黒い色が濃く移ることが特徴です。

関西風は出汁を使ったり、薄口を使ったりと色合いが薄くなることが特徴です。

うどんなどもそうですが、関東は黒いお汁が、関西は薄い出汁の色が好まれますね。

 

ちなみに、私ガンジーは関東の人間ですが、穴子は関西風です。なぜなら、どっちも試した結果、関西風の方がおいしかったから。

穴子は国産の生を使います。ふっくらととろけるような触感が特徴です。

1番の自信作ですので、食べてみてください。

 

 

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使用しているお米について

本日のテーマ。「お米」について。

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おすしはお米の割合は大きく、お米なしではおすしと呼ぶことは出来ないと思います。
それくらいお米の品質は重要です。

一般的には粘りが強いコシヒカリに比べて、あっさりとしたササニシキが向いていると言われていますが、今では多種多様な品種があるので一概に言えないと思います。

おすしのお米は古米を混ぜるとよいと言われています。
新米はみずみずしいが水分や旨味を多量に含んでいます。そのため美味しいですがおすしにした時のネタとのバランスに欠けます。
要は100%パンパンで他に旨味成分が入る余地がないわけです。

そこに適度に古米を入れると、古米が新米の栄養分を吸い取ってくれるため、全体で見ると適度に抜けた状態になり、そこにシャリ酢が入り込んで中まで美味しくなるようです。

これもあくまでこうしている人がいるというだけで、全ての寿司屋が古米と新米をブレンドしているわけではないです。
近くに信頼できるお米屋や農家があるかどうかによっても変わってきます。

そんな中、私ガンジーはどんなお米を使っているか!?

結論から言うと、ササニシキでも、古米ブレンドでもありません(笑)

私が使用しているお米は岐阜県産の「ハツシモ」です。関東にいたころはあまり見かけないお米です。
なぜハツシモなのか。いくつか理由があります。


1. 私ガンジーは東海地方に住んでいるため、出来るだけ地元のお米を使いたいということ。

2. 縁があって自然食品を取り扱っているカフェで「ハツシモ」の無農薬玄米を知ったこと。

3. 粒が大きくしっかりしてすし飯に合うこと。

4. よく食べに来てくれるお客さんのお子さんが、「コシヒカリアレルギー」でお米の中でコシヒカリだけ食べられないという珍しいアレルギーをお持ちで、ハツシモなら問題なかったので、またいつでも食べてもらいたいこと。

5. 400円/kgと値段が高くないこと。



あまり沢山お米を探したわけでなく、縁があって使っている感じです。
でもとても美味しくて評判がよいです。

よろしければ一度食べてみてください。


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